好きを言葉に。

好きなものへの気持ちを言葉に出来たらいいなぁと思います。

“佐々木と宮野”の朗読劇に行ってきた話

2021年9月12日(日曜日)ところざわサクラタウン ジャパンパビリオンホールA にて行われた“佐々木と宮野”の朗読劇に行って参りました。

前回壮馬さんのイベントに始めて行った日のブログをアップしまして。次はワンマンライブのブログだ〜と思っていたらあれよあれよと月日が流れ…その間になんと…壮馬さん出演の朗読劇に行く機会に恵まれました。気持ちがほやほやのうちに先にこちらのブログを記しておきたいなと思います!

 

“佐々木と宮野”という作品に出会ったのは壮馬さんのお仕事をぽちぽちと検索していた時のことでした。昨年、ドラマCDが出るという告知を見て、可愛い絵だな〜と調べたらちょうど3巻まで無料公開されていたので即読み始め、その後の事はよく覚えてなくて…いつのまにか既刊コミック7冊が手元にあったのです。本当に…いつのまにか。

私は佐々木と宮野という作品を一瞬で好きになってしまっていました。

好みの絵とコミカルな部分とシリアスな部分と…登場人物に嫌な人がいなくて皆かわいくてそれぞれの人物たちの向き合う気持ちが優しくて、感情がとても丁寧に描かれていて。佐々木と宮野のそんなところがとてもとても大好きです。

そんな大好きな作品の朗読劇がある、しかも大好きな声優さんが出演するなんて…そんなの…そんなの…行きたいに決まってるじゃないですか…!

いや…でもチケット取れるかも分からないしチケット取れても今の世の中の状況の数多のもしもこうなったら…という不安…無事開催される保証も自分が無事に行けるかも当日まで分からない…!と毎日毎日不安不安不安で過ごしていましたがそれら全てをクリアし…私は9月12日、東所沢へと向かうことになりました。

 

朗読劇…朗読劇ですが…そういえば、わたくし朗読劇を見るのも初めてでした。(舞台は何本も見ておりますが)

そんなはじめての朗読劇、とてもとてもとても良かったです!

舞台上の出演者は斉藤壮馬さん、白井悠介さん、新井良平さんの3人のみと声の出演で松岡禎丞さん。

前回のイベントの生アフレコで少しだけ生で演技を見てはいましたが、アフレコと朗読劇はまた全然違いますね。今回はがっつり一本のはじめて見る舞台ですし。

キャラクターの絵がなくてもそこにキャラクターがいる…マンガがそのまま舞台で表現されている…!って感じました。

キャスト同士距離は保っているし基本は座りで歩くとかの動作が少しあるくらいで大きな動きもそんなにないのに。声だけでこんなにも頭の中に情景や動きや呼吸を表現してしまうのか…って。声優さんってすごいなってしみじみ感激してしまう。

書きながら、そうだ…呼吸なんだ…って思いました。私が作品をすごく好きになる時の理由に“呼吸が伝わる”があるなって今思いました。それについて詳しくはここには書きませんが!

壮馬さんの演技もそうで…呼吸や声の溜め方や吐き出し方とか。演じているキャラクターがどういう呼吸をして生きているのかっていうのが伝わってくるところが凄いなって思う部分であり好きなところでもあります。

 

話を戻しまして…!朗読劇!

壮馬さんのみゃーちゃんが本当に本当に可愛かったです。頭のてっぺんから足先までみゃーちゃんでした。三幕の水族館デートのシーンなんて髪の毛の先まで跳ねてるみたいに見えた。足もぴょんってなってた。白井さんとそこまで身長差ないはずなのに佐々木センパイとみゃーちゃんくらい身長差ある?って思うくらい小さく見えてました。

白井さんの立ち振る舞いもめちゃくちゃ佐々木センパイで。そこに普段の白井さんは全く見えなかった。

新井さんは声もお姿もほぼはじめましてでしたがめちゃくちゃ暮沢くん過ぎました!松岡さん演じる平野センパイの電話の声との掛け合いが素晴らしかった〜松岡さんもすぐそこで演技しているのではと感じるくらい自然でした。

 

一幕から三幕までどのシーンも本当に大好きなのですが、特に好きなシーンは一幕文化祭のラスト、後夜祭の花火をバックにしたみゃーちゃんの独白シーン。佐々木センパイと会えたらこんな話をしたかったとか話すみゃーちゃん…来年のセンパイとの関係に想いを馳せるみゃーちゃん…そんなの…そんなの…もう…

まだ佐々木センパイへの気持ちをはっきり言葉にできないみゃーちゃんの感情を本当に本当に丁寧に演じていて…言葉ひとつひとつがすごく大切に体に染み込んでくるような良い場面でした。本当に良かった…

それから二幕のみゃーちゃんの個人面談を待つ暮沢と佐々木センパイが会話をするシーン。2人の会話が本当に良かった!すごくコミカルな場面でもあるんだけど佐々木センパイの良さがめちゃくちゃ伝わってくる良い場面!

こういう佐々木センパイだから佐々木と宮野っていう作品が優しいんだよなって改めてしみじみと感じて。更にこの作品を好きになってしまった…と感じた場面でした。

三幕の水族館のシーンは電話の平野センパイからの鍵くん匂わせにくぅぅぅっとなったり佐々木センパイから水族館のパンフレットを受け取ったみゃーちゃんの『あ、ありがとうございますっ』が可愛すぎたり…というか三幕なんてもうただのご褒美タイムじゃないですか…ただただ可愛いデートを見ているだけでした。夢…?

 

そんなこんなで佐々木と宮野の朗読劇を大堪能致しました。

あ、アフタートークも楽しかった〜〜!

素に戻って白井さんの発言に笑う壮馬さんや最後にステージからはける時に丁寧に深くお辞儀をする壮馬さんが見れて良かったです。(私の好きな壮馬さん百景に登録されている壮馬さん)

はじめて壮馬さんの舞台を見る作品が大好きな“佐々木と宮野”という作品でとても嬉しくて幸せでした。

壮馬さん、ステキな作品に出会わせて下さりありがとうございます。