好きを言葉に。

好きなものへの気持ちを言葉に出来たらいいなぁと思います。

2020年11月1日 啄木鳥探偵處 感謝祭〜はじめて声優さんのイベントに参加した日〜

約1年前の前回のブログに記した通りすっかりアニメ声優さん沼にハマってしまったわたくし、先日斉藤壮馬さんのソロワンマンライブへ参加して参りました。その感動をブログに記しておきたい…!と思ったのですが、じゃぁまずはじめて壮馬さんの出演されたイベントに行った日の事を記しておかねばでは…と思いましてその日の事をかいておきたいなと思います。

 

自分は今までの人生において割と様々なジャンルのライブに行っている自覚があるのですが、まだ世の中には沢山の知らない世界があるものです。そしてその世界にまさか自分が踏み込む事になるなんてその瞬間まで全く思わずに生きているものですよね…

2020年11月1日、私にとってはじめてのジャンル、声優さんのイベントに参加した日のお話です。

 

2020年春、斉藤壮馬さんにハマった事をきっかけに沢山のアニメを見る生活が始まりました。ツイッターで壮馬さんの情報を得ようと検索していて出会った作品が『啄木鳥探偵處』という作品です。啄木鳥は2020年春クールのアニメでちょうど始まったばかりでした。壮馬さんにハマり、はじめてリアルタイムで見始めた作品です。啄木鳥探偵處はCSのファミリー劇場でも放送されていましてファミリー劇場ではアニメの後に出演声優さんが2名ずつ出演してアニメを見ながらトークをする『おしゃべり探偵處』という番組も放送されていました。なんてラッキーでなんて有難い事なのでしょうか…声優沼が捗りましたね。この沼への美しい流れ…!全て必然だったのか…

アニメ+声優さんのトークで作品への興味も深まり本当に良い時間でした。改めて作品と番組を作って下さった方々に感謝ですね。

そしてそんな作品のイベントに参加出来た事が本当に嬉しかったです。はじめての壮馬さんのイベントが啄木鳥で良かった〜としみじみしております。

 

イベントの会場は浅草公会堂。わたしは昼の部へ参加しました。コロナ禍になってからはじめて…本当に久しぶりのイベントでした。好きな演者さんを前にした時の感覚ってどんなだっけ…数ヶ月行かないだけでなんだか遠くの感覚になってしまったような気がしました。

ましてや声優さんのイベントははじめてですし、何よりはじめての生壮馬さんにドキドキです。好きになった人をはじめて生で見に行く日のなんと特別な事よ…そんな日がまた生きている間に訪れるなんて幸せな事ですよね。

 

電車に乗って向かう浅草。車窓から見える川沿いの景色がアニメに出てくる風景とかぶり自然と作品へ気持ちが向かっていきました。

作品の舞台と同じ浅草の会場というところがまた良かったですね。

このご時世ですから当日まで何かあったら開催中止になってしまうかもしれないと常に不安でいたので会場に着いて席に着いた時の安心感が凄かったです。席もひと席開け、入場も時間が区切られてしっかり人と人との距離もあり、天井の高いホールなこともあり安心してイベントを楽しめました。

 

イベントの出演者様は〜

浅沼晋太郎さん、櫻井孝宏さん、津田健次郎さん、小野賢章さん、斉藤壮馬さん、梅原裕一郎さん、古川 慎さん、林 幸矢さん

の8名。啄木鳥を見始めた時はよく分かっていませんでしたが今見たらそれはそれは豪華な皆様だと分かります。分かるようにこの1年でいつのまにかなっておりました。

人はいくつになっても新しいことを覚えていけるものですね!

おしゃべり探偵處で皆様のキャラクターもなんとなくわかっていたのでトークも楽しかった〜テレビで見た雰囲気が!目の前で!って感じでした。

イベントの内容は

ご挨拶→キャストが選ぶ名シーン(選んだシーンを見てトークするコーナー)→生アフレコ3本→募集した質問に答えるコーナー→啄木鳥のコンテンツのお知らせ、新商品の香水をキャストさんがお試し、紹介する→最後の挨拶(配信もしていたのですが、配信はここで終わる)→会場でプレゼント抽選会→本当の最後の挨拶

という流れでした。

浅沼さんと櫻井さんの進行は落ち着いていて安心して見ていられましたし津田さん梅原さんの低音のお声は聞いているだけで幸せですよね…というか、声優さんって皆様トークがうまいですよね…話慣れしているというか。今まで成長途中のアイドルさんとかを長く見ていた所為なのか余計に話のうまさに感心してしまいました。

小野さんと古川さんは常に面白くて。古川さんいつもニコニコしていて良いですよね。そしてお歌が上手い…!(啄木鳥のオープニング曲は古川さんが歌っていて、最後ステージはける時に少しですが歌いながらはけていって。会場が思わずきゃーっとなっておりました)小野さんには沢山笑わせて頂きました◎

林さんは新人さんらしいのですが真面目に真っ直ぐお話されていて好印象でした。

壮馬さんは、もう自分の目の前に存在しているだけでありがたくて偏差値0みたいになってしまっていた気がします。“ウォーター”をはじめて認識して衝撃を受けたヘレンケラーの如く“ソーマー”と心で叫びました。

そんな私の当日のツイートが、、、

こんな感じで壮馬さんの一挙手一投足全てに感動しておりましたね。

はじめて見る壮馬さんがキャラクターを背負っていない素の壮馬さんだったのも良かったような気がします。

いや、もちろんキャラクターとしてステージに立つ壮馬さんもいつかは見に行きたい…ですが今はこのような時代ですのでゆるやかに心穏やかにその日が来るのを待っていようと思います。

 

イベントで感動したのはやはり生アフレコ。

3本も披露して下さったのですが、それまでワイワイお話していた皆様の雰囲気が一瞬で変わって。空気の流れが変わる瞬間を目の当たりにして鳥肌でした。一瞬で物語の中に引き込まれる感覚…凄かったです。すごく感動しました。

出演者の皆様もこのご時世で今はアフレコが大人数で出来なくなってしまったから皆で掛け合いで演技できた事を喜んでいるようでした。

ありがたい事ですね。(啄木鳥は今まで通りのアフレコでギリギリ出来た作品だったようです。)

生アフレコ1本目はミルクホールで皆が推理合戦をするシーン。吉井(壮馬さん)がタバコを蒸かす音から始まる台詞で、壮馬さんがおしゃべり探偵處でタバコの音がうまく出来て喜んでいたお話を聞いて(タバコを吸って吐く息づかいひとつにもこんなこだわっているのか…!)と感動していましたので、そのシーンからの始まりに更に感動しました。感動が目の前の壮馬さんから倍になって押し寄せてくるなんて…なんてありがたいのでしょう…その日のその瞬間をしみじみ思い出してまた感動してしまいました。

2本目は10首(10話の事です)の京介さん(櫻井さん)が啄木(浅沼さん)を迎えに行く啄木鳥のめちゃくちゃ山場の名シーンを目の前で演じて下さったのですが(え?そのシーンで良いんですか?本当ですか?)となってしまいました。感情を持っていくのも大変そうなシーンを即座に演じていらっしゃって…凄かったです。ありがたい…(最早ありがたいしか言えない)

3本目は古川さんと小野さんで“生次回予告”まさかの次回予告!予告は短い時間に言葉が詰まっていて大変だったそうです。1回目はわざと?ゆっくり喋って失敗して笑いを取ったり。本当に古川さんと小野さん面白かったです。

そんなこんなで生アフレコを堪能させて頂き大満足でした◎

配信はされなかったプレゼント抽選会も浅沼さんがボケて小野さんが小ネタを挟んだりとプレゼント抽選会だけでもひとつのエンタメか?という感じで何だか楽しかったです。

最後の挨拶では、壮馬さんの壮馬さんらしい素敵な言葉を聞けて。聞きながら、この世界になっていなかったら私はこの場所にいなかったのだよなと不思議な気持ちになったりしていました。

櫻井さんが挨拶で『我々は今同じ経験をしている』みたいにおっしゃっていた言葉がとても印象に残っていて…(そんな…私立恵比寿中学の大名曲“青い青い星の名前”みたいな事を言って下さるの…?と感激してしまいましたね…大袈裟ですか…?)でも、その言葉が自然と出るというのは自分達と私たち客席側にいる人達を同じ地平で見ているから出る言葉じゃないかなぁと思って。その本当に少ない言葉だったのですが、櫻井さんの視点を垣間見れたようでとても心に残っています。

浅沼さんも『今とても不安な状況の中来て下さって』と寄り添うような言葉をかけて下さった事がとても嬉しかったです。その日浅草の町を歩いていると沢山の人が出かけていて。友達同士で遊びに来ている人も沢山いて。自分はまだまだ不安で友達とワイワイ会う事を躊躇っていたのもあってその言葉だけで何だか気持ちがふわりとしました。あの日、2020年の11月1日にその言葉が聞けて良かったなぁと思います。それから、最後ステージからはける時の壮馬さんのとても丁寧なお辞儀を見て好きが増しました。

 

改めまして。出演者の皆様、このイベントを作って下さった皆様、素敵な時間をありがとうございました*